競馬歴17年・M氏

◆記憶に残る馬ベスト3

セントエリアス

 入社1年目の1984年、中央未出走から当地へ移籍して4歳デビュー。破竹の勢いで勝ち星を重ね、グランプリを2連覇。「同世代」だったので印象深いものがある。同馬も含め、加藤きゅう舎には馬券や穴情報など何かとお世話になりました。
イチコウハヤタケ
 入社当時バリバリのオープン馬。栗毛の気品あふれる馬体に、当時トップトレーナーの佐藤忠、担当の穂保さん、売り出し中の若手ジョッキー大枝など「ブランドイメージも上々でした。
カツマサタイコウ
 これには悲しい思い出が。中央7勝の大物で、鳴り物入りで当地へ移籍。事実、三条記念を制すなど大活躍しました。ある日、自分は珍しくメーンレースを残して予想がパーフェクト的中。残るメーンは波乱の少ないオープンで、本命カツマサタイコウ、対抗イチコウハヤタケで鉄板のはずでした。パーフェクトの賞金10万円はほぼ手中!と思いきや、何とカツマサが故障発生で競走中止!! 勝ったのはイチコウで、2着は確かフジサンオースキー。でも印はタテ目で当たっているはずでした。ところが自分は気取って、カツマサにジャの目を打っていたのです。かくして最初で最後のパーフェクトの夢は消えました。と同時にカツマサも予後不良に…。「大物が当地へ転入」というアオリ記事を書いていた自分にとっては、思い入れたっぷりの馬でした。(何かこっちの方を一番にした方がよかったような…)
◆思い出のベストレース
 セントエリアスがV2を果たした84、85年の新潟グランプリでしょうか。当時はキラ星のようなスターホースぞろいで、ビッグレース前日などは心底ワクワクしたものです。